Kanji Daito
2005年に東京都に生まれる。6歳よりピアノを始め、8歳の時に古楽に出会い、クラヴィコード、チェンバロに触れる。2016年、オランダバッハ協会主催のバッハ全曲演奏プロジェクト“All of Bach”のインヴェンション・プロジェクトのメンバーに選出され、ユトレヒトでの公開収録コンサートに出演した。2016年、17年、19年にはアムステルダム音楽院の古学サマースクールに参加し研鑽を積んだ。2017年にはイギリス・ロンドンのヘンデル・アンド・ヘンドリクスで開催されたダリッジ・ジュニア・ハープシコード・フェスティバルで第1位を獲得した。
2022年、ライプツィヒにおける第23回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールチェンバロ部門に最年少(16歳)でセミファイナリストとして選抜され、クリスタ・バッハ・マーシャル基金賞受賞。
2017年、ユトレヒト古楽祭フリンジコンサート(オランダ)に出演。2023年、紀尾井ホール「明日への扉」シリーズ第36回に出演。2024年3月、スヒールモニコーフ音楽祭・春(オランダ)に出演。
現在、アムステルダム音楽院在学中。
これまでにチェンバロをマルコ・メンコボーニ、メンノ・ファン・デルフト、重岡麻衣、武久源造、曽根麻矢子の各氏に、ピアノを山田剛史氏に師事。ピエール・アンタイ(ヴィルクローズ音楽アカデミー、2023年)、ミクローシュ・シュパーニ、ピーテル=ヤン・ベルダー、渡辺孝、大塚直哉、川口成彦の各氏のマスタークラスを受講。日本チェンバロ協会会員。
デビューリサイタル 「紀尾井 明日への扉 第36回 大藤莞爾(チェンバロ)」
寄稿記事 海外レポート 「オール・オブ・バッハ」のインヴェンション・プロジェクトに参加して
https://cir.nii.ac.jp/crid/1520573330826229888